プロ野球のエースナンバーってなんで18番なんですかね?
ってなことを考えてたら、
かつて日テレ系でやってたアニメ 「ミラクルジャイアンツ童夢くん」 のことを思い出しました。
時はまさに世紀末、年間出場回数や出場可能時刻(夜10時まで)など児童保護のための多くの限定付きながら年齢制限が撤廃された日本プロ野球界を舞台に、小学生の主人公やライバルたちが大人のプロ野球選手(実名)に混じって死闘を繰り広げる・・・という、至極無茶なストーリーのアニメ。
当時従兄弟が少年野球をやっていたり、じいちゃんが熱狂的巨人ファンだったりはしたものの、おれ自身は全く野球に興味はなかったのに何故かCHA-CHA(勝俣さんがリーダーだったアイドルグループ)が歌ってたOP/ED曲を今でも普通に覚えていたりして、妙に印象深い作品です。
ちなみに主人公・童夢くんの背番号は1/2でした。
「ぶ、分数って ! ?」 と、子供心に強く異議を唱えた覚えがあります。
で、童夢くんの投げる魔球がとりあえず凄い。
まず一個目のスノーミラージュボール。
シンプルに消える魔球。
当時中日の選手だった落合博満(現監督)に打ち崩されます。
二個目、レインボースパークボール。
分身魔球。
実名プロ選手が揃いも揃って打てません。
が、大洋に入った外国人ライバルに飛距離1000mの大ホームランで粉砕されます。
せ、
1000mって ! ? Σ(゜Д゜;)
で、三個目のサンダーバキュームボール。
凄いよ。
球速250km/h。
もはや人間の域を軽く超えている。
確実に肩がヌケます。
てかキャッチャーが死にます。
四個目のハイパースピンブラックホールボールに至っては、
ボールに強烈な回転を与えることでブラックホールを発生させます。
で、打者のバットを吸い寄せて凡打に打ち取るという、星飛雄馬の大リーグボール1号に宇宙物理学を加えたとんでもない魔球。
・・・うん、特にもう言うことはありません。
こんなアニメなのに、選手や球団・球場名に実名を平気で使用させてたセ・リーグの懐の深さに感服です。
(今でこそパワプロとかで選手の実名起用は当たり前だけど、燃えプロやファミスタなんかで野茂が「もも」だったり、クロマティが「しろまて」だったりした当時からすれば異常なまでの寛大さだと思いますよ)
何気に原作が石ノ森章太郎だったり、驚くべきところや突っ込むべきところはいろいろありすぎだけど、
個人的に一番驚きだったのは、
主人公童夢くんのフルネームが
「新城童夢」だったことです。
まさか・・・同じ苗字だったなんて・・・。
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