今日、初めて血ヘドを吐きました。
いやいやいや。
マジに。ネタとかではなく。
「血ヘドを吐くほど~」 という形容はあれど、実際に血ヘドを吐く機会は
日常生活上そうそうないのではないかと思います。
いやね、久々にジムでスパーリングをやったんですけど、
これまたボッコボコにされまして。
「血ヘドを吐いてみろ 命の重さがよく分かる」 とは
『ゲッターロボ號』(原作版)の神隼人のセリフですが、
まさにそんなかんじ。
あっ、死ねそう!とか普通に思っちゃったりしました。
今日はスパー、とは前々から言われていて、ここんとこマスボクシングを
だいぶ重ねてたのでだいぶ対人戦にも慣れたな!
とか、正直調子に乗ってたおれ。
実際楽しみでもあったし。
でもフタを空けてみるとボッコスカ。
何故か?
ガードが全然できてなかったから。
おれは今までもわりとパンチを「入れちゃう」マスをやってたので、
今回も同じつもりで、言うなればマスボクシングをやってしまった。
相手は何度も増すをやってきた人だったので、大体の実力はわかってるつもりでいた。
が、甘かった。
今回は相手も本気。
これだけで全くの別次元。
相手がフルスイングでかかってくるので、負けじと打ち返さなきゃ!と、
意地で正面での打ち合いに付き合ってしまう。
全然おれの方がキャリアも下なのに。
結果ガードが疎かになる。
ほぼ全弾カウンターで喰らう。
結果、ボッコンボッコンに。
精神が根っこから薙ぎ倒されたかんじ。
目の前が軽く真っ暗になりました。
あとで会長にも「全然進歩無し」としてすげー怒られたし。
鼻血出たし。
いまだに右耳おかしいし。
血ヘドも吐いたし。
半ば抜け殻になりながら練習を終えると、トレーナーのサエキさん(仮)がメシに連れてってくれて、色々話を聞いてくれたり聞かしてくれたりしました。
こういう風に味方になってくれる人がいるので、おれは凄く恵まれてると思う。
とりあえず鬼のように強くなりたいと思います。
あ、なんか取り憑かれ始めました。
ボクシングに。
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