ジムが早く終わったので、映画を観に行きました。
『罪とか罰とか』を。
どうでもいいけど夜8時すぎの回でレイトショー割引がないのはつらいね。
最近綺麗な奥さんを娶ったケラリーノ・サンドロウ゛ィッチの監督作。
落ち目のグラドルが一日警察署長を務める署内で起こる騒動を描く…
のかと思いきや…
至極主観的ストーリーだし、テンポもあんまりよくないかんじがしたな。
始動が遅いというか。
成海璃子が一時チヤホヤされてたのって、
「14歳とは思えない大人びた雰囲気と演技力」
が評価されてたんだと思うのね。
今となっては(まだ16歳なの!?って驚きはあるものの)、役相応の23歳ぐらいにしか見えないし、見た目同様の20代前半くらいと考えれば、演技力もそれほどズバ抜けているわけでもない。
ので、なんだかいたって普通です。
特に「コメディエンヌとして開花!」みたいな扱いでもないし、配置というか位置付けが分からないので勿体ない。
うーん。
脚本というか、展開自体は面白かったんだけどな。
前述通り始動が遅い割に、最後のカタルシスに欠けるというか、もっと津波を起こしてほしかったかんじですなぁ。
あと、麻生久美子の存在意義(ってか、出てるシーンそれ自体の意味)が全くわからない。
78点。
「モザイク巡査」にはめちゃくちゃ笑ったけど。
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